只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜

迷いのある選択

次の休日、美羽は大学に来ていた。

悠哉もついて行こうとしたが響輝からの呼び出しにより、気怠そうに出勤して行った。

悠哉を見送った後、桃歌から連絡が入る。

『ちゃんと話しておいで 桃歌』

短いメールだが美羽にとっては心強くあった。

大学に着いたら連絡入れるよう言われていたから、美羽は教授に連絡の電話を入れた。

教授に「部屋にいるからいつでもおいで」と返事が来た。

美羽は部屋のドアをノックする。

「柊木です」

「どうぞ」

中から声が聞こえて美羽は中に入る。

中には教授と、ゆったりとコーヒーを飲んでいる白衣を着た女性が座っていた。
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