モヤシ男ーファイナルー
そんな事よりも、気になっている事があったんだ


俺は、モヤシ女の耳元に顔を近づけた


しかし、モヤシ女ときたら…


「もう~モヤシ男さん、こんな大勢の皆さんの前で…キスはダメですよ~モシャ☆」


拗ねていたはずが、一瞬にしてご機嫌モードになり、


肌白い頬をほんのり赤く染めた


「違うって…何を朝から言ってるんだよ…皆の手を見てごらん!」


俺が、そう言うとモヤシ女はガッカリした表情で、視線を手に向けた
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