モヤシ男ーファイナルー
とりあえず、今なら話せる状態にあるモヤシ女にもう一度…


「あのさ…俺の代わりに大きな声で皆さんに聞いてもらえない?」


目をキョトンとして不思議そうな顔になるモヤシ女


「なんでですか?」


「なんで?そりゃ…大きな声を出したら、俺のアバラが折れるからだよ!」


「…そっか、そうでしたね~華奢☆わかりました」


モヤシ女は、笑みを浮かべて次の俺の言葉を待った


「とりあえず、なんでここに集まって来てるのかを聞いてみてよ!」


モヤシ女は、首を立てに動かし、一歩前へ足を出して、めいっぱい息を吸って


雄叫びに近い、大きな声を出した
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