和泉くんの考えてることはわからない。
「ごめんね、待たせて」
「別に。まぁあそこまで声かけられるのは鬱陶しかったけど」
「あはは……」
よっぽど声をかけられるのが嫌だったのか、蒼くんはため息を吐く。
それから私のの服装を上から下まで見るなり「ふーん」と呟いた。
「え?」
「いや、可愛い格好してるなと思って」
「へっ!?」
まさかの発言に、変な声が出る。
そ、そりゃ褒められたくて頑張った格好だけど…!
そんなストレートに褒めてくれるだなんて思わなかったから、こっちはびっくり。