僕じゃ、ダメですか?【完】
『か、かじ君っ?!』


「こんばんわ。起こしちゃいました?」


『いえ、全然起きてました!』


「よかった」



電話の向こうのかじ君の姿が、
なんとなく目に浮かぶ。

だから、見えてるわけでもないのに
今のこの、パジャマ姿の自分が
恥ずかしくなってきた・・
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