“あなたを愛しています”





「着物なら、いつでも着せてあげるよ。

だから、今日はこうさせて」





みるみるうちにはだける着物。

真っ赤な顔でそれを押さえる。

下着の下に素肌が見え、



「恥ずかしいよ」



身を捩る私の唇を塞ぎ……

パサっと着物が床に落ちた。





「お茶の後は……

花奈ちゃん、いただきます」





愛しく熱いその身体に、お腹いっぱいになるほど愛された。





綺麗なお花も美味しいお茶だって好き。

だけど、司君が一番好きだ。




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