曇りのち晴れ
地獄の果てに
久しぶりに戻った我が家はもっと冷たかった。両親は私の存在を消し暮らしていた。ご飯は残飯を食べていた。

そこまでして生きようとする自分に腹が立った。



誰も信じない
誰か私を殺してくれない?



そんな考えばかり頭を巡っていた。

ホントなら今このペッタンコなお腹は少しおっきくなってたかな?
もういない赤ちゃんにそっと唄を歌ってあげた。




寂しい。
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