初恋~ある女の恋愛物語~
そんな日々を送り続けた

浩太さんが消えて
2ヶ月が経った

私は相変わらずだった

いつまでも引きずって
いられないと
思える時もあった

時間が解決してくれると実感していた

しばらくぶりに
実家に帰ってみた

ママは喜んで
私を出迎えた

弟は社会人になって
家を出た

寂しいママは
私に良くしてくれた

『泊まったら?』

ママの言葉に
私は頷いた

久しぶりに実家の
お風呂に入る

湯船にゆっくり
浸かっていた

そして上がって
ジャージに着替える…

ん…?

フラフラする

目の前が…

真っ暗で…

何も見えない…




バタン!

ものすごい音とともに
私は倒れた
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