初恋~ある女の恋愛物語~
辛い思いをしてきた分
馨さんへの想いは
強かった

通じ合った想いは
貫く事が出来なかった

誰よりも存在感があって誰よりも愛おしかった

そんな馨さんへの想いを卒業しなければ

忘れなくちゃ

何度そう思っただろう

そのたびに涙を流した

そして、大介に
支えられていた

馨さんが、大介になら
私を任せられると
言った時、複雑な
気持ちになった

馨さんとの事を
全て知っている大介に
私を任せるなんて

そう言えた馨さんの
気持ちが理解出来ない

結局私は、何も気持ちの整理が出来なかった

その場に立ち止まって
前に進めずにいた
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