エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「ごめんなさい。昨日は一ノ瀬さん、なんだか真っ青な顔をして主人のところへ訪ねてきて……。峰岸さんにひどいことをしてしまったと頭を抱えていらっしゃったから」
八坂さんは少し顔をしかめる。
「そう、だったんですか……」
おそらく、奈央が連絡を入れてくれる前のことだろう。
「私は詳しくはお聞きしなかったんですが……ちょっと参っている様子でしたので、主人がお酒を勧めたんです。でも、峰岸さんはもっとつらい思いをしているから、お酒なんかに逃げられないとおっしゃって」
それを聞いて鼻の奥がツーンとしてきてしまった。
「実は私たち、おふたりがお付き合いされる前から、峰岸さんのことを知っているんですよ?」
「えっ、どうしてですか?」
ここに来たこともなければ、お会いしたこともないのに。
「私、一ノ瀬さんからたくさん洋服をいただいて……。主人と一緒に、制作の裏話もお聞きしました。その中で、大切な人を思いながら描いたデザイン画が最高の出来になったと、見せてくださいました。それが峰岸さんのための洋服でした」
八坂さんは少し顔をしかめる。
「そう、だったんですか……」
おそらく、奈央が連絡を入れてくれる前のことだろう。
「私は詳しくはお聞きしなかったんですが……ちょっと参っている様子でしたので、主人がお酒を勧めたんです。でも、峰岸さんはもっとつらい思いをしているから、お酒なんかに逃げられないとおっしゃって」
それを聞いて鼻の奥がツーンとしてきてしまった。
「実は私たち、おふたりがお付き合いされる前から、峰岸さんのことを知っているんですよ?」
「えっ、どうしてですか?」
ここに来たこともなければ、お会いしたこともないのに。
「私、一ノ瀬さんからたくさん洋服をいただいて……。主人と一緒に、制作の裏話もお聞きしました。その中で、大切な人を思いながら描いたデザイン画が最高の出来になったと、見せてくださいました。それが峰岸さんのための洋服でした」