婚姻届と不埒な同棲
目を開けて隣を見ると、拓斗くんが真剣に手を合わせていた。

何か話でもしてるのかな。

あ、目を開けた。

「何を思ってたの?」

「教えない」

「えー?なんでよ。
教えてよ」

「嫌だ。
お義父さんも男同士の秘密だからなって言ってた」

「なにそれ!」

悔しいけど、そんなこと言われたら微笑まざるをえない。
やっぱり、お父さんとお母さんと、心の中で会話してたんだ。

大切にしてくれてるんだ。
2人もきっと喜んでるだろうな。
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