好きって伝えたかった。

**02

「あー、あと1ヶ月ちょいで高2とかありえないよー。入学してから1年も経ったの。。」


「老けるのだけは早いよね。。」



今日は進級テストの勉強も兼ねて真南と喫茶店でお茶してる。


「藍ー、ここわかんない、教えて?」


「どこ?
あーこれね、これはここをこうやって、この公式に当てはめると...」


「あ、解けた!藍さすが!そこら辺の先生よわかりやすいよ!」


そこら辺の先生って笑


「なんでそんなに藍は頭いいのかなぁー」


「いや、そうでもないよ笑 今回の範囲広すぎて私もいっぱいいっぱいだし。」


「いっぱいいっぱいな人は部員に勉強教えた
りできません!」


てかそういう真南も頭悪くないよね?

毎日夜遅くまでバスケの練習してるのに成績は安定して上位をキープしてるし。


「無事に進級できるといいなあ」


「学年1位が何を言いますか」


中学校ではだらけ過ぎたから高校は頑張ろうと思って勉強ちゃんとやってたら一学期も二学期も1位とれちゃったんだよね


「私ってやればできる子なのか。。」


「なーにいってるの、やらなくてもできる子でしょ!」


どういうことよ笑






「てかさー、さっきから騒がしくない?」


「確かに。。」



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