はちみつ・lover
・・・え、えーっと・・・?

普段会社で見せてた、あの優しい笑顔は?

あの彼はどこに行ったの?


ていうか、もしかして私・・・

ハメられた?彼に・・・

「あ、あの、倉持くん?それは・・・」

「ムリ」・・・その言葉を発する前に親指

を唇に押し当てられた。

そして一言・・・

「葵さんに拒否する権利なんてありません

よ?」

そう言って彼はまた微笑んだ。悪魔のよう

な怪しさを全面にまとって。

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