空になりたい。
第三章

星空

学校につくとクラス発表の紙がどどんっ!と大きくはってあった。

2年生の欄をみると…


「松野…松野…ま…ま…」

あった!3組!

「空は…青井…」

「俺も3組!」

後ろから声がした。この声は!

「空!」

久しぶりに会う空に私は嬉しさを隠しきれなった。

私は思わず空に抱きついた。


「空!空!会いたかったよお」

「ちょっひなたっあははっ」

少し困った顔をしながらもちょっとだけ照れた。そんな顔をしていた。
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