ありがとうの花束を

ピーンポーン

、、、あれ?



ピーンポーンピーンポーン



ゆき、寝ちゃったのかな?

電話してみようかな





プルプルプル


少しすると、ゆきが出た。





「ゆきー?今ゆきの家の玄関にいるんだけど、、、」



「ふぁああ〜〜、もも、わりぃ寝ててさ」


「ポストに置いとこっか?」


「いや、今行く」





ドンドンドン


多分ゆきが階段降りてるんであろう音の後に




ガチャッ


「待たしてごめんな」

「私は大丈夫だけど、、あっ、これ!」


「おっ、いつもありがとな。これ、肉じゃが?」


「そ!!」


「ももの大好物じゃん」


「うん!よく覚えてるね」

「まぁ、、一応幼なじみだし、、、、」



またふぁああ〜とあくびをした



「ゆきが寝てたなんて珍しいよね」


「そ?ちょっと練習疲れてさ」


「そっかぁ、じゃあ今日は早く寝てね」


「おう」


「うん。じゃあ、ばいばい!」


「じゃあな!おばさんにありがとうって言ってて」


「は〜〜い」


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