一番の君。


凛は大きく深呼吸をすると、
私の手を取って再び歩き出した。


「…行こうっ!」
「あ、うん。」


なんだったんだろう。


ま、いっか。




~☆〜☆~☆〜


ほんと!
ほんと…泪ちゃんって無自覚さんだよね…。


天然なのか、自分に興味がないのか…。

自分の可愛さが分かってないよ!


泪ちゃんが学校で有名になってるの、
入学式のアレのせいだけじゃないからね?

って言っても、分からないだろうけど…。


私、今までこんな美人さん見たことないって
すっごい感動したんだから!


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