さよならくじら
倖羽の

『また作ってよな』の言葉が頭から離れない。

そんなこと言ってくれるなんておもってなかったら.......


すっごく嬉しい。


あの時、勇気を出していなかったら、

こんなに嬉しい気持ちにはならなかったと思うし

それに.......

『お前のガトーショコラ、超美味かった』

なんて言ってもらえな買ったと思う。

勇気をだしてよかった。


そう思いながら紙袋を開けた。

そこには『生チョコ』が入っていた。

1つ1つ

味わいながら、今までのことをおもいながら食べた。


そんなチョコは

少し苦く、そして甘く、

とても忘れられない味だった。
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