1人の女子とゆかいな不良たち
そう言うと、相良先輩は不敵に笑った

「俺たちのこと知ってるんだろ?」

「はい。先生さえも下手に出るような不良で全校生徒の憧れの的だって」

「そんな俺たちがいじめからお前一人守れないと思うか?」

さっきの出来事を思い出す

一条先輩が来た途端青くなった彼女たち

たしかに、彼らの影響力は凄いのだろう

「俺はね、結愛ちゃんに少し懐かしさを感じてるんだ。」

急に話し始めた一条先輩。

「俺には小さい頃とても可愛がってくれた母親的な人がいてね、実の母親よりもその人のことを慕ってたんだ。いまその人はどこで何をしてるかわからないけど、君は雰囲気がその人に似てるんだ」

そう話す一条先輩は少し切なそうだった。
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