お前の可愛さ独占したい

「始まった」



優愛は、このために時間を合わせてくれたってことなのかな。




優愛がいつの間にか、こんな計画を……。




「優愛、ありがとうね」



「喜んでくれてよかった」



「心配しちゃった、もし喜んでくれなかったらって」




そこまで、考えてくれたんだね。



こんな、キレイなイルミネーション見せてくれたら絶対喜ぶよ?



「お待たせいたしました」




いつの間にか私がイルミネーションに見とれてる間に頼んでいてくれたみたい。




一個一個、キレイなお皿に丁寧に載せられている。



こんなところに来るの初めて……。

< 106 / 130 >

この作品をシェア

pagetop