お前の可愛さ独占したい

屋上で君と


今日は、お弁当を初めて渡す。


美味しいって言ってもらえるかな……。




お母さんに少し手伝ってもらっちゃった。
けど、殆ど私が作ったし!




「香奈おはよ」




「月美ちゃんおはよ。優愛とね」



ドアを開けた瞬間。


相変わらずケータイを眺めている月美ちゃん。




けど、優愛に反応したのかケータイから目を離した。






「優愛と付き合うことに……なったんだ」




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