お前の可愛さ独占したい
「ごめんね。何かしちゃったよね。大丈夫……?香奈ちゃん」
「ごめん、寝るね」
すると、強く私を抱きしめてくれた。
今日だけ許して……。甘えさせて
***
「んんっ……」
カーテンの隙間から差し込んでくる光がちょうど私の目元を照らしていた。
眩しい……。
「優愛?」
横ですやすやと眠る優愛。
寝顔がかこっいいんだけど、可愛い。
「どぉしたの?」
「きゃっ、起きてたの?」
すると、いたずらっぽく笑う優愛。
相変わらず、腕の中。
優しく包み込むように。
「優愛、私ここにいたら怒られない?」
「ん? どゆうこと?」