いつかきっと、この想いが届くまで。
「隆人」
と。可愛らしく名前を呼んだ。
それが気まずくて、前のミラーを見遣ると、ミラー越しに玲於と目が合ってしまった。
玲於はそれですら、嫌だとでもいうように、勢いよく目線を外す。
「………」
私はただ、外の景色が流れていくのを眺めるしかなかった。
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ぷくぷくと海の中を電車が進む。
真っ黒な魚が悠々と泳いでいて、
不思議な世界。
▷▶︎◀︎◁*▷▶︎◀︎◁*▷▶︎◀︎◁
義兄妹の2人。
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兄に恋する妹と、妹に恋する兄。
相思相愛なのに、それがバレてはいけない。
それでも、きみの隣にいたい。
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─────購入してみますか。
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私は──────
まだまだ電車は海の中を進んでいく…
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「おはよう」から「おやすみ」まで。
眠ってる間だって。
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✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
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✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
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✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
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私なんかに優しくしてくれるの…?
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
千里と弥邦。
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想いはゆらゆら───
────ぐるぐるめぐる…
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
寝ても覚めてもキミが好き。
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「…うん」
数ヶ月前からの習慣です。
学校から、真っ直ぐ歩いて
坂を下って、15分。
長野病院の宣伝広告が貼られた電柱が
目印の別れ道。
ここで、私たちはバイバイするのです。
「また、明日、ね?」
「…また明日」
*
橋本花実
はしもと はなみ
少しおっとり
遠慮がちの高校2年生。
×
雨宮天智
あまみや てんじ
隣の席の寡黙で、
真面目なイケメンさん。
*
本当は、もっと話したいんです。
けど、それを口に出すことはできません…
──キミといつもの場所で、手を繋ぐ。
まだ、バイバイしたくないって。
キミも思ってくれてたらな──
そう思いながら、今日もキミに手を振ります。
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