王星×神帝 幻の闇王(仮)1

「裏校舎じゃないとダメなんだよね…

乙那には手伝ってもらうことがあるの!」
と言う沙央


「えっ…手伝うこと?」

「そう!
放課後、裏校舎で服脱いでくんない?」
と言う沙央の考えがわからない


「えっ…ちょっと…何言って…」


「私の言うことが聞けないの?」
とさっきまでニヤニヤと気味悪い笑顔で喋ってたのに急に真顔で言う沙央に、恐怖を覚え


「じゃあ、希沙や周りに言おっかな?

元モデルの乙那は、
親友の希沙が恋愛の意味で好きだって…」


「なっ…」

「親友だと思ってた相手にそういう目で見られてると知ったら…希沙どんな反応するのかな~?

フフ…バラされたくなかったら
私の言うこと聞きな?

放課後楽しみにしてるから」

と沙央は下駄箱を去っていった



1人残された私は暫くその場から動けずにいた…


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