世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
7章 物事が変わるとき

1 ネフレーア

ピピピ ピピピ 携帯の電話が鳴った

「もしもし内田さん、俺、安だけど」

「ああ久しぶりだな、元気か」

「前話した宿題出来たんだ、それでね上京しようと思って」

デビュー前の宿題で、30曲分の曲作りの事だ


「やったな、何時上京する」

「急なんだけど来週そうそうには、でね、内田さんに頼みが有るんだ」

「なんだ俺に出来る事ならなんでも」

「簡単だよ」

「じゃー今日夜会おうか、ちょと遠いけど生方の青海って店しっているか」

「知ってるよ、高そうな店だろ」

「よく知っているな」


「だってスタジオ有るの生方だもん、俺いま生方から電話してるんだよ」

「じゃ都合いいや、7時に青海で予約しておくからバンドの連中みんなつれてこいよな」



「うん分かった」


いよいよデビューかぁ

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