3人の王子様に捕まっちゃいました!?
One Love

エピローグ.*・゚ 




まだまだ太陽の日差しが強い平日。




「おはよ〜!」





「久しぶり!焼けたなぁ〜」






校門に吸い込まれていく生徒達は



久しぶりの再会に頬を上げる。






私は...







ドンッ!




「あっ、ごめんなさい...」




とろとろしているから、人にぶつかってしまった。




...ハァ。 しん、こきゅうしたい...。



苦し。




「ひぃ、いえ...」



あ、声 かすれちゃった〜!





肩がぶつかってしまった人に お礼の一つも言えない。




その子は 驚きながらも友達らしき人と校舎へ歩いて行った。





も、もう...!


昨日 あった事件のせいで...






尚更 キョドっちゃうよ...。





後悔しながらも、よろよろと膝を伸ばし、しっかりと足をつける。







スーーっと青空の空気を吸い込み、校舎へ向かう。







これから、私の青春が始まるんだ。



< 1 / 65 >

この作品をシェア

pagetop