【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜
仔猫の日常


此処は、高層ビル群に囲まれた、これまたそれに負けないくらいの高層ビルの中にある、とある会社の給湯室。


私、久倉水美(ひさくらみなみ)は、今日も今日とてこの部屋で…壁ドンならぬ、ほおぷにをされている。


しかも、満面の笑顔を向けられながら…。


「ひーさーくーら…」

「…っ。ちょっと、やめて下さいよ〜。痛いじゃないですか!」

「んー?痛くないだろ?俺、全然力入れてないし?」

「ていうか!なんで仕事しないで此処にいるんです?」

「んー?久倉補給?」

「…………はぁ」


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