碧眼の副社長は愛をささやく
フランスでの式を終え、今日は日本でお披露目。

日本では、仕事関係、友人なども呼び、
ホテルで大々的に行われる。

ウエディングドレスはフランスで着た物の同じ物で、
皆に見てもらう事になっている。

頭には、『グラン ジュテ』のティアラが輝いており、
本物の宝石のティアラを着けれる事に、感動していた。

「これで私の娘にもなるのね」

義母さんが声をかける。

フランスの宝石店で接客をしてると言う、
義母さんは、はきはきとした人で、頼りがいがある。

会話の端々に、自信をにじませながらも、
心配りができ、強引さを上手くカバーしている。

「よろしくお願いします」

私の母が義母に頭を下げる。

義母さんは、

「大切な娘さん、エリックに必ず幸せにさせます、ご安心下さい」

と母の手を握っていた。
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