恋に恋する
エピローグ


「近くに、部屋とってあるから。」

「えっ。、あのっ。そのっ。」
それって、そういうことだよね?
まさか、そんな誘いを受けるとは思ってなかった。
行為じたいは数えきれないほどしてるけど、今は恥ずかしくてたまらない。

「決まり、な。」
意地の悪い笑みを私に向ける。
ーーーからかってる時の顔だ。

彼が向かったのは、有名なホテル。
23階のスイートだった。
「きれい…」
窓から見える夜景に息がもれる。

部屋には、私の好きなワインが準備されていた。
二人でソファーに座り、乾杯する。

「さなはよかったの?」
「最初から、泊めるつもりで伝えてあるから大丈夫だよ。」
彼が言うなら、間違いないだろう。

「なぁ。俺、そろそろ2人め欲しいんだけど。
美海はいらない?」

「欲しい!!」
うれしくて彼に抱きつくと、性急にキスをされた。

「ちょっと、まっっ」
「こことベッドどっちがいい?」

えっ、

「早くっ」
「ベッド……」

答えると同時に抱き上げられ、ベッドへ運ばれる。
そのまますぐに押し倒された。
唇をふさいだまま、
彼が器用に服を脱がせていく。

肌を伝う彼の手が気持ちよくて、じれったくて。

こんなに激しく求められるのは久しぶりで、
溢れた感情が涙となって頬を伝う。
「どうした?」
「うれしくて………」

彼が優しく笑う。
「俺も。

美海。愛してる。」


fin




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