くるみさんの不運な一日

1時間半前

美味しいお鍋をいっぱい食べて、向かった先はラブホテル。


彼が忙しかった所為で、最近ご無沙汰だったから、ちょっと緊張したりした。


でも緊張からちょっと挙動不審になるあたしにも彼は優しくて、


「風呂溜めてくるから、テレビでも見てて」

キュンッてする笑顔でそう言ってくれる。


最近ゆっくり会えなかったから、そういうのが余計にキュンッときて、今日はいっぱい甘えようって決めた――時だった。


お風呂にお湯を溜めに行って戻ってきた彼の、ラブリーな携帯着信音が鳴る。
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