愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


少し離れた位置から彼をチラ見する。


綺麗な女性に囲まれる彼は、、、、なんとも様になる。

しかも彼の友達である海生が言っていた、彼好みの女性ばかりが彼を囲んでいて正直ソワソワする。


アルコールを一気に流し込み、モヤモヤしながら彼を見つめた。










「東雲先生っ!いい飲みっぷりですね。アルコールはお強いんですか?」


隣の男性スタッフから急に声をかけられ、目つきが鋭くなっている事に気付き頰を叩いた。






「今日は大変お疲れ様でした!余り強くはないのですが、皆さんが余りにも美味しそうに飲まれているので頂いて見ようかなと思いまして。」


笑顔で男性の問いかけに答える。

「そうでしたか!これとかどうですか?甘くて飲みやすいし、可愛い先生にオススメですよ?明日からまた忙しくなるでしょうから、今日は少しくらい羽目を外して楽しみましょう〜!」



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