愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
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シャワーを浴びている間に、珍しく弟から着信があっていた。
あの日以来、連絡は愚か会ってもいなくて少し心配になり直接会う事になった。
昔よく2人で行った定食屋に来ていた。
母親は若い男と遊ぶので手一杯で、食事なんか作って貰った記憶もない。
家族で出掛けた事もなければ、両親との思い出など全くない。
「兄さん!久しぶり。ごめんね、、、折角幸せに暮らしてるのに呼び出したりして、、、。」
「いや、こっちも連絡1つ寄こさずに悪かった。ちゃんと飯、、食ってるか?、、俊。」
山下 俊(やました しゅん)
歳は仁の3つ下の28歳。
頭も要領もよく、あの両親の子供として産まれた事が信じられないくらいだ。