愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
波乱の予感


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息苦しさで目がさめると、居るはずのない大きなダブルベッドの上。

その心地よさとは裏腹に、ズシンと痛む身体。



しかも何故か素肌で仁に抱きしめられていて、これはもう疑う事が出来ない状況。











、、、、もしかして、、彼に抱かれた?



記憶に無いが、彼が此処まで運んでくれて、、、それから、、?





意識がない自分を抱いた?



想像しただけで、身体が熱を持つ。

確かに毎日抱くと宣言されたが、その前の日は幾度となく抱かれたし、まさか寝て居る間も抱かれるなんて思わなかった。




記憶にないだけに、何か余計な事を言ってはいないか心配になりモゾモゾと動くと、彼がピクリと反応した。

そんな彼に遠慮気味に声を掛ける。





「お、おはようございます、、、。」

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