愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


「はいっ、、!頑張ります!!」





声を掛けてくれた人に微笑む。

今日の天気予報は雪。


ちらちらと白い雪が降り始めて、手を伸ばす。









「、、、応援してくれてるの?お姉ちゃん。」








『雪乃』それは姉の名前。

雪のように白い肌に、美しい容姿にピッタリな名前だ思う。



嬉しくなってつい笑みが溢れる。







「しつこい上に気持ち悪い奴だな、あんた。」



忘れもしない、待ち続けた彼の声。

呆れ声な彼の声が心地よく響く。






「はい。そうなんですよ。」

< 24 / 330 >

この作品をシェア

pagetop