すきだってこと、しらないでしょ。
「あー俺もレポートやんねーと」


「え…?」


「だから俺も勉強するわ、ごめんね」


「あ、うん…!じゃあ、またね」


『…レポートなんかないくせに』


笑顔で手を振る雅に、
花ちゃんがいなくなってからそう言った

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