お前が好きすぎて、マジやばい。



学校が終わって、バイトが終わって家に帰ると、珍しく母親だけだった。



「どこほっつき歩いてるの?」


『はぁ?バイトだよ』


「どうせ、彼女でも出来たんでしょ?
付き合うなんて辞めなさい。
どうせ貴方もあの人と同じ、ろくに人を愛せもしないんだから」



んだよ…



『俺を父親と同じに考えやがって!
毎日、違う男と遊んでる人に言われたくねぇんだよ。
出ていけよ…。この家から…早く!!』



リビングの机を蹴り倒し、辺りのモノを割ったり、散らかした…


頼むから…消えてくれよ…


なぁ…





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