いつかの空ーー 君と ーー

君が目覚めるその日まで……

「この病院ーーー」



私は驚愕した。


私達は、同じ病院にいたんだ。



「居た陽葵!!」


祭が、掛けてきた。



「ここに、空がいるの」



「え、西条くんが……?」



私は祭の言葉に頷く。



「陽葵ちゃん、行きましょう」


空のお母さんに促され私は歩く。


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