いつかの空ーー 君と ーー
ーーーーーー


何度目かの、病院。



今日はいつもと違った。


バタバタ走り回る看護士。


空の部屋を行き来する人。


え、何ーーー?



まさか。



「空!?空ーーー?」



なんにも無くなった病室。


寝ているはずの、空が居なかった。



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