きみが虹を描いてくれた青空の下で

ずっと、
景色なんて見渡しても、人にも、モノにも、色なんてついてなかった。


ううん、そうじゃない。
私が、見てなかったんだ。



体がうずうずする。
動き出したくなる。




この気持ちを誰かに話したくて仕方ない。
どうしちゃったんだろ、私。





気がついたら、あんなに辛かったバスに一人で乗り込んでた。

< 59 / 120 >

この作品をシェア

pagetop