復讐日記
☆☆☆

葬儀の日もとてもよく晴れた日だった。


気温は低いけれど、日差しがあれば暖かかい。


湿度は低く乾燥していると天気予報では伝えていた。


葬儀は近所の葬儀場でやるらしく、あたしはタクシーで会場へと向かった。


青空が広がる中、制服姿の宏哉が出迎えてくれた。


「今日は来てくれてありがとう」


そう言う宏哉の目は赤く充血している。


あまり眠っていないようで、目の下にクマもできていた。


自分の両親があんなに悲惨な死に方をしたのだから、眠れなくても当たり前だった。
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