復讐日記
「……そうなんだ……」


「うん。どんなイジメだったかはほとんど覚えてないんだけど、それだけはしっかりと覚えてる」


そのくらい、幼いあたしにとって衝撃的な出来事だったんだ。


あの時はすぐに先生が助けてくれたけれど、相手の笑った顔は絶対に忘れない。


「その人に復讐するの?」


「復讐っていうか……あたしにしたことを、そのままやらせる」


何倍にもして返すほどの出来事じゃない。


けれど、嫌な思いをしたことには変わりないのだから。
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