加工アプリ
衝撃
約束の放課後。


あたしと博正は2人でコーヒーショップへと向かっていた。


すれ違う人たちがみんな羨ましそうな顔をして、あたしたちを見ているような気がしてくる。


あたしたちはきっとお似合いのカップルに見えているだろう。


そう思うと自然と背筋が伸びた。


「今日はこの前飲んでないコーヒーにするか」


博正はそう言い、ブラックを注文した。


あたしは甘いカフェラテに、パンケーキを頼んだ。


「雅って結構食べるよな」


「そう?」


あたしは生クリームがたっぷり乗っているパンケーキを頬張って、首を傾げた。
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