R Y U S E I

雷神の、姫。






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





ザワザワッ、




なんだろう、
今日の学校はいつも
以上に騒がしい。



静かに出来ないのかな、
今日は結菜も来てないし。



「っ、
やっぱり、見間違い
じゃなかったっ、

雷神が女をつれてるっ!!!」




なんだ、なんだと
思ったら
雷神が、女をつれて
登校してるらしい。



あー、
そーゆーこと。


別にいいじゃん、
いちいち騒がないでよ。




「あ、あの女!!

クソビッチのくせに!!



どうせ、
その顔でたらしこんだん
でしょ!!!」



「っ、

こんなこと
今までなかったのにっ」



うわあ、
クソビッチだって



すごい言われよう。



しかも、最後のは
ふつーに僻み。


嫉妬してるだけじゃん、


雷神に関わると
こうまで酷い扱いに
なるのか。




まあ、私には
関係ないけどね。





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