誓いのキスをもう一度
「す、須崎、千与子です」

初めて彼に本名を名乗った私は、ペコリと頭を下げた。

「あの・・・“誓いのキス”があったら・・もう一度欲しいんですけど・・・」
「あるよ」
「・・・ぁ・・・」

ケーキが並ぶショーケース越しから、俊朗太さんが私を引き寄せて・・・。

そっと、唇にキスをしてくれた。

< 63 / 64 >

この作品をシェア

pagetop