【続】ねぇ…先生。。





【ガラッ】


勢いよく、ドアが開いたかと思うと賑やかな声と共に誰かが入ってきた

姿を見なくても分かる


真希ちゃんと先生だ



私は抵抗することを1度やめた




『………憲悟?
何…やってるんだよ??』


私の耳に届いたこの声は先生のモノで。

でも、いつもと違う。


先生の声は…あんなのじゃない。



ただ、憲悟くんは何も言わない




『悪いんだけど…その手、離せよ』



怒ってる

先生が…怒ってる


今の先生の声には怒りしか、含まれていない。




『すみません

それは…無理なお願いです』


憲悟くんは私に言ったように
先生にも、言った。


ただ、この発言は先生を挑発するに過ぎなかった







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