好きって言ってもいいですか?

案の定、詰まりそうになった。
お茶で必死に流し込み、命の危機回避。

「こら麗奈!なんで学校にこんなもの…」

私は両頬を手で押さえた。

「え、だって、なにがあるかわからないし、自分を守るための、、ね?」

当然でしょ?と言いたげな麗奈に驚愕して、私はそれをまじまじと見る。
保健体育で習ったけどさ…。

「ど、どうやって使うの」

「それは、行ってから、夏目さんに聞きなさい?ぎこちない手つきで付けてあげるその姿には興奮せざるをえなくなるから」

にこっとすごいいい笑顔をして私に言う。
さらっとすごいこと言うよね、あなた。

何回戦あるか分からないから、と麗奈は私に3個くれた。
こ、これは自己防衛のためなんだからねっ!!

そのあとの授業には身が入らなかった。
放課後のことばかり頭の中で渦巻いてて…。

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