エリート弁護士は契約妻への激愛を貫きたい
聖さんと永遠の愛を誓うチャペルの扉の前。

母にベールダウンをしてもらい父と腕を組み“今まで育ててくれて有難うございました”そんな言葉を伝えながらそのときを待つ。

「紗凪は最高の娘だ。聖くんと幸せな家庭を築いてほしい」

目を赤く滲ませながらそうつぶやいた父の言葉に思わず胸が熱くなり空を見上げた。空を見上げれば私たちの結婚を祝福してくれているかのように真っ青な空が広がっている。

「お時間になりましたので、こちらへ」

そんなアテンダーさんの声にコクンとうなずき、扉の前に父と並んで立つ。

そして、チャペルの扉がゆっくりと開き目の前に広がった光景に胸が熱くなり、目に飛び込んできた大切な人たちの顔に涙が溢れそうになった。
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