闇を抱える蝶と光輝く龍
「俺からじゃねぇよ!結衣が誤って酒飲んで酔ったのか俺に抱きついてきたんだよ」


するとみんな理解したのか納得という顔をしてた


舜「結衣さんは、お酒に弱いみたいですね。で、酔うと甘えん坊になると」


晴「そういう事かー。そういえば今までゆーちゃんとお酒飲んだことないもんね」


尚「いつもはバイク運転するからノンアルしか飲んだことないね」


陸「…初めて知った」


ったくどうすればいいんだよ


そう思っていると


結「あ、みーんなどーしたのー?」


抱きついたまま結衣が聞いた


正直そろそろ離れてほしい


理性もヤバイし意外に強く抱きつかれてるから痛いし


「結衣、頼むから離してくれ。な?」


俺がそう言うと


結「んー、じゃあ頭なでなでして?」


「は?」


結「それしてくれたら離すから」


俺は痛い視線を浴びながらも結衣の頭を撫でた


結「んー、気持ちいいー」


結衣はそう言いながら腕を離した


はぁ、死ぬところだったよ
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