闇を抱える蝶と光輝く龍
類「うわー、晴と違うチームか。いつも一緒のチームだったからなんか面白くなりそう」


晴「やったー!ゆーちゃんのチームだ。これはもう勝ったも同然だね」


類と晴は笑顔でそう言ってた


何で私がいると勝ったも同然なのかは分からないけど


一方


陸「寒い、冷たい、やりたくない」


雪「凍る、固まる、死ぬ」


二人は寒くて動きたくないらしい


「陸、雪。動けば温かくなるからやろ?」


私がそう言うと二人とも素直に従ってくれた


類「よーし!じゃあ、始めるよ。えいっ!」


そう言って類が晴に向かって雪玉を投げた


晴「つめたっ!やったなお返しだ!」


晴も投げ返してそれを合図のようにして雪合戦対決が始まった


最初は色々な人に当てていたんだけど途中から

晴「くらえ!類!」


類「そんな不安定な玉じゃ僕には当たらないよー」


晴は類に集中攻撃してて


桐「翔!これならどうだ!」


翔「おっと!あぶね!後少しで当たってるところだったわ」


桐人は翔に集中攻撃してて


尚「必殺、連続投げー」


快「ははっ!ざんねーん。俺はしゅんばつ?しゅんさつ?え~と…とにかくしゅんなんとかが高いんだよ」


尚は快に集中攻撃してて


っていうか快なんか変なこと言ってるし


多分瞬発力が高いって言いたかったんだろうね


陸「…えいっ」


雪「…届いてない」


あの二人は何をしたいんだろう


雪玉がうまく作れてないし


作れても相手まで届いてない


雪合戦になってないよね?


そうなると当然私は一人になる


はぁ…暇だな


前は舜がいたから同じ人数だったけど今日はいないから一人余るんだよね


でも、桐人なんかいつもと違う


なんか無理矢理楽しもうとしてるみたい


昨日はいつも通りだったのに


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