毎日が君との日。【short short story】
毎日が君との日。【short short story】
修学旅行のバスの中で寝たら隣の男子にいじられるから必死で起きてたら、その男子とこっそり席を変わって小さな声で「寝なよ、俺何もしないから」って言って笑ってくれたのが初めの出会い。

水道で手を洗ってる時にうしろから「わっ!」って驚かされたのが私達の距離が近くなった日。

男子が私の事からかってたときに守ってくれたのが気になり始めた日。

朝誰もいない教室でいきなりふざけて抱きしめられたのが君を好きになった日。

机の下でこっそり手を繋いだのが君が私に思いを伝えてくれた日。

私が辛くて泣いた時にずっと何も言わずに肩を抱えてくれたのがずっと一緒にいたいと思った日。

卒業式の日、「俺東京に引っ越さなきゃならなくなった」っと言って初めて君が涙を見せて今までで一番強く抱きしめられたのが別れを告げられた日。






君に別れを告げられてから8年が経った今日は君と生涯共にいると誓う日。
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