桜咲く季節、僕は君に恋をした。
「にゃあ...」


本当なの?それ...


僕、まだ自分の気持ち、言ってないよ...


僕は店を飛び出した。


走って走って、美咲を探し回った。


どれだけ走ったか分からない。気づけば僕は桜がヒラヒラと舞う丘の上にいた。


...あ。


...美咲が、いる。
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